世界で一番高いところから水を追いかける シリーズ6
シリーズ1、シリーズ2、シリーズ3、シリーズ4、シリーズ5の美しい姿もぜひご覧ください。
撮影:岡内 完治
機材:Canon EOS 5DSR
レンズ:24~105mm
黒い氷河
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氷河の元は氷。黒いはずはない。氷が白く見えるのは空気を含んだこと。
ただ、黒く見えるのは大気中の埃が氷の上に積もったからだけではなく、有機質が多く含まれており、必ずしも空気が汚れているとは判断できない。
黒氷河に穴が出来る
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黒い氷河のところどころに大きな穴が開いている。穴を覗くと霜柱のような断面が見え、氷が解けている。黒いと太陽光の熱を貯めやすい。結果とすると氷河が短くなっている理由の一つになるのかもしれない。
氷河湖
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氷が溶ければ水になる。誰でも知っていることではあるがその通りの湖。
凹凸がある氷河の低い場所に溶けた水は溜まる。これを氷河湖と呼んでいる。青い部分は氷が張っていて、その上の白い部分は雪。
次回、シリーズ7もお楽しみに!
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