2023年度 インターンシップ体験記

活動紹介

2023年度、私たち共立理化学研究所では初となる「長期インターンシップ制度」を導入しました。
本コラムでは、実際にインターン生として共立理化学研究所に参加してくれた橋本さんのインターンシップ体験記をお届けします。

これから共立理化学研究所に参加してみたい学生の皆さんに向けて、メッセージもお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。


橋本智尋さん
■在籍時学年:大学4回生
■インターン期間:約10ヶ月
■専攻:国際経営
■共立理化学研究所での役割と主な課題:
役員直下でのマーケティング活動。インターン生ならではの考えやアイデアをアウトプットし、社員のメンバーに新しい視点を提供すること。


Q. 長期インターン先として、共立理化学研究所を選んだ理由を教えてください。

1つ目は、募集のあったポストの内容がマッチしていたからです。マーケティングや製品のPR、企画を経験したいと考えていました。リサーチや壁打ち、戦略立案などステップ毎に数値などから検証し、ベストを出すまで試行錯誤するような流れを経験できると思い、入社を決めました。

2つ目は、実務で英語を活用する経験を積めそうだったこと。他国のコンサルとの議論など、実践で活用できれば本物の「ビジネス英語」が身に付けられます。学問レベルの英語から「実務レベル」に昇華させていきたかったからです。

Q. 共立理化学研究所でインターンを経験し、良かったと思うことを教えてください。

社員の皆さんからの丁寧なコミュニケーションで、制作物や、私自身の意見・考えなどへのフィードバックを細かくいただけたことです。業務中も積極的に意見交換をすることができました。また、ハイブリッドの働き方(学生生活や、他インターンシップなどと並行する働き方)はとても良い経験になりました。

Q. インターンでやりがいを感じたことや、自身の成長につながったと感じるエピソードを教えてください。

共立理化学研究所をアピールするための展示会に参加する機会があり、そこで得た経験から2つ上げたいと思います。

1つ目は、展示会での経験を、共立理化学研究所のホームページで掲載する「コラム」として執筆する機会がありました。(こちら)

普段から製品をご使用いただいているお客様をはじめ、コラムを見るすべての方に分かりやすく、読みやすいコラムを作り上げるため、外部の協力会社や共立理化学研究所のメンバーとともに何度もフィードバックを重ねながら試行錯誤しました。誰に何をどのように伝えるか、「ターゲットを意識した視点」で考える力を身につけられました。また、外部の協力会社と関わることで、多くの学びを得ることができました。

2つ目は、上記展示会で製品をアピールするためのポップやチラシ作りを担当したことです。来場者にとって見やすく、分かりやすいデザインを作り上げるため、いくつものデザイン案を作成し、メンバーと議論を重ねました。製品を手に取るお客様の視点で、デザインを考える経験になったと感じています。

「他社への内定が決まった際は、プロジェクトメンバーみんなでお祝いしてくれました」


Q. インターン生の視点から、「ここは改善してほしい」という点を率直に教えてください。

ミーティングなどで飛び交う専門用語の理解に苦戦しました。事前に、もう少し用語の解説や共有があるとスムーズだったと感じています。また、業務フローや各部署の担当範囲など、会社の大枠をもっと理解したかったのが率直な感想です。

Q. 実際にインターンシップを終えてみて、採点したとすると何点でしたか?

5点満点中4点でした。様々な経験ができたし学びも多かったですが、当時の自分にとってはまだレベルが高すぎると感じたり、インターン期間が短かったりして、「身に付く、あるいは自分で再現できる」くらいにはならなかったように感じました。参加から1年経って、まだまだこれからが面白くなる所だと分かったタイミングでの退社だったのが惜しかったです。

Q. 入社してみて、予想外だったことはありますか?

1つ目は、業務内容が、自分が想像していた「数値を分析するマーケティング」とは少し違っていたことです。展示会の企画や、販促物のデザインを担当するなど想像よりももっと広範囲の業務に関わることができました。
2つ目は、今まで自分が関わってきた、いわゆるベンチャー企業やスタートアップのインターンとは、スピード感や関わり方が全く異なったこと。全体を広く見渡せるというか、個人の能力というより、もっと組織的な動き方を体感できました。

あとは、取締役の仕事ってとても範囲が広くて大変そうだな、と感じたことでしょうか(笑)

Q. 社内でのコミュニケーションは、橋本さんにとってどんな印象でしたか?

コミュニケーションはとても丁寧でした。こちらの様子や、業務の進捗状況を把握して、助けになろうとしてくれました。褒めてくれたり、感謝を伝えたりしてくれるのが嬉しかったです。

Q. 今後、共立理化学研究所で働くかもしれない未来のインターン生に向けて、橋本さんからメッセージはありますか?

共立理化学研究所では、インターン生が学びになることもたくさんありますが、同時に社員の皆さんにとっても、僕たち大学生の考え方や意見が学びになることもあります。一般的なインターンのように、「会社や仕事の仕方」を学ぶだけでなく、会社の一員として「組織で動くこと」を学ぶことができます。その中で、臆せずに意見や考えを社員さんにぶつけることで、自分も周りも成長していくことが体感できると思います。そして、共立理化学研究所の皆さんはインターン生からの発信を大切にし、受け止めてくれる方達です。この環境での経験は、必ず皆さんの人生と人柄をこれまで以上に豊かにしてくれます。僕は共立理化学研究所で働いた約1年の経験を経て、そう感じました。共立理化学研究所はまだまだ成長中です。だからこそ、他のどんな会社よりも自分がチャレンジできることは多いと思います。会社と、自分自身と、一緒に成長を楽しんでください。

「インターン卒業式では、社員の皆さんから寄せ書きをいただきました!」

インターン生のインタビューはいかがでしたか?

共立理化学研究所でのインターンシップを、皆さんに少しでも想像してもらえると嬉しいです。 橋本さんには、現場のリアルな空気に触れることで、仕事の緊張感や流れを肌で感じてもえたと思います。仕事上の問題に直面したときも、対等な「仲間」として臆せず飛び込んできてくれて、私たちも大きな刺激を貰えました。

今後も、共立理化学研究所では積極的にインターン生の採用活動を実施していきます。

私たちのパーパス「ブンセキをもっと身近にする」という想いに共感してくれる仲間との出会いを、楽しみにしています!

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