夏休みの自由研究やってみた ②
きっかけ
自宅でアクアリウムの水槽を立ち上げるため、レイアウトや飼育する魚を考えていたところ、「pHと硬度」が大事だということがわかりました。
この石が良いなぁと思って、アクアリウムショップで購入した「溶岩石」ですが、インターネットで調べると水槽に入れておくとpHが上がって水の硬度が高くなる...という記事を見つけました。
これは実際にやってみたらどのような結果になるのか?! そして、実験結果を夏休みの自由研究にしてしまおう!ということで、実際にパックテストで経過を実験しました。
使用したもの
- 溶岩石
- パックテスト全硬度
- パックテストpH
全硬度について
パックテスト全硬度の表記は、「アメリカ硬度」を採用しています。日本国内で販売されているミネラルウォーターなどもアメリカ硬度で表記されています。
アクアリウムでは「ドイツ硬度」で表記されているものを多く見かけます。
ドイツ硬度を求めるには、パックテストの測定結果に「0.0056」を掛けます。
実験方法
- プラスチック容器に溶岩石を入れた水を測定する
- 毎日夜20時に全硬度、pHのパックテストを3日続けて測る
測定結果
1日目
プラスチック容器に溶岩石を入れて水道水で浸してすぐに測定しました。
全硬度 50mg/L pH 7
2日目
全硬度が高くなっていました。pHも高くなっていました。
全硬度 100mg/L pH 7.5
3日目
全硬度は最大値の200mg/Lになりました。
全硬度 200mg/L pH 7.0
4日目
pHに変化は訪れるのか…?
全硬度 200mg/L pH 7.0
5日目
pHはほぼ変化なし。
全硬度 200mg/L pH 7.5
まとめ
全硬度は徐々に高くなって、パックテスト 全硬度の最大測定値になりました。
水の量に対して溶岩石が大きかったので、変化も大きかったと思いますが、水槽のレイアウトを考えるときには石の性質も考慮しないといけないことがわかりました。
石の種類によってもpH、全硬度の変化は異なります。
今回は夏休みの自由研究として実験をしてみましたが、水槽の立ち上げ時には、水草や魚によってpHや硬度が影響する場合もあるので、飼育するときには調べてください!
今回使用したパックテストです。
#自由研究 #夏休み #アクアリウム #水槽