【展示会レポート】知らないと怖い!アスベスト問題と簡単な検査方法
創業以来、初めてのリフォーム産業フェアに出展しました。
リフォーム産業フェアは、8月6日(火)~8月7日(水)の2日間、東京ビッグサイトにて開催された建材分野の展示会です。
水質の簡易測定製品(パックテスト)とは、分野がかけ離れていますがその真相はいかに…
共立理化学研究所では、アスベスト検出キットを販売しています。
アスベストは、かつて建築材料として広く使用されていましたが、その健康への悪影響が明らかになり、現在では使用が禁止されています。
そのため、既存の建物や構造物において、アスベストが使用されている可能性があるかどうかを判断することは、リフォームや解体工事を行う上で非常に重要です。
2024年9月現在、工事対象となる範囲のすべての建材については 、有資格者による事前調査が義務であり、図面調査と目視調査が必須となりますが、この調査で不含有の判断ができない時に「みなし含有」か「分析調査」の判断となります。
「分析調査」は必須ではなく、時間とコスト(数万円/1検体)がかかることから 、「みなし含有」の判断を合理的に折り込むことが効果的と言われています。
2028年には石綿含有の可能性のある民間建築物の解体数が、ピークの10万棟/年を迎えるにあたり、アスベスト検出キットが解体現場での一助になることを期待しています。
今回初めて弊社製品を知る方が多く、初めはどうなるか予想がつきませんでしたが、 蓋を開けてみれば来場者様からの評判がとても良く、出展した甲斐がありました。
新規分野において、競合がほとんど参入していない事業にチャレンジすることで、市場での優位性や弊社パーパスのやってみる(積極果敢にやってみる事で始まる)を体現できたと感じます。
<関連製品情報>
・アスベスト検出キット 型式:DK-ASB-2