「裁量がある」って、実はこんなに難しくて楽しかった話
はじめまして、インターンの岡野です
皆さんこんにちは!
株式会社共立理化学研究所で長期インターンとして働いている岡野です。
このコラムでは、僕が実際に働く中で感じたことや学んだことを通して、
共立理化学研究所の雰囲気や魅力をお伝えできたらと思います。
現在、パックテスト専用アプリ関連業務、海外ブランディング、オフィスレイアウトの3つのプロジェクトに携わっています。
「裁量がある仕事」って、きっと楽しいはずだった
僕は「裁量のある仕事をしたい」と思い、インターン生として入社しました。
正直に言うと、「裁量がある仕事=面白そう」というイメージを持っていたんです。
前職では分単位でタスクが決まっていて、やることが明確でした。
そのため、自由がないことに窮屈さを感じていたのです。
自由を得て気づいた、“裁量”の本当の意味
でも、実際にその自由を手にして気づいたのは、裁量を持つことの本当の意味でした。
自由に使える時間があって、こだわりたいところにこだわれる――それは、確かに魅力的です。
けれど同時に、「何をすべきか」「どう進めるか」を自分で考えなければいけない。
例えば、インド進出に向けた調査では、「どんな情報が必要か」「どんな企業とつながれるか」という仮説を自分で立てて、それを形にしていく。
主体性がなければ、裁量があっても何も生まれない――そのことを痛感しました。
もちろん、他の業務もあるので、時間に余裕があるわけではありません。
むしろ「自分で決める」ことの責任の重さを感じる日々でした。
展示会ブース企画で感じた達成感
特に印象に残っているのが、JASIS展示会のブース企画です。
インターン生にも大きな裁量を与えていただき、インターン仲間と一緒にTVアニメ『瑠璃の宝石』とのコラボレーションを企画しました。
作中で川の亜鉛濃度を測定して宝石を探すシーンを再現するため、川に見立てた水槽を設置。来場者が実際に測定体験を楽しめるブースを作り上げました。

「どんなブースにする?」「何を買う必要がある?」「人は来てくれるかな?」
――すべて自分たちで考えて提案する。
「これで本当に人が来るかな?」という不安もありつつ進める経験は、とても貴重でした。
実際に展示会最終日、現場で用意したアメニティを配りきった瞬間。
自分たちの企画が来場者に届いたことを実感し、強い達成感を覚えました。
自分の取り組みが会社に影響を与えられたという実感は、今でも忘れられません。

“指示待ち”より“挑戦”したい人へ
もしあなたが「指示を待つより、自分で考えて動きたい」「正解のない課題に挑戦してみたい」と思っているなら、この環境はきっと合っていると思います。
決して楽ではないけれど、確実に成長できる。
そして何より、心から“楽しい”と思える仕事です。
