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1. 酸性雨とはどんな雨のことをいうの?

酸性雨を調べよう!
酸性雨とはどんな雨のことをいうの?
雨 酸性雨とは?
「酸性雨」現象の実体は、雨や雪、霧などだけではなく、ガスや微粒子なども含め、大気から来る酸が環境を酸性に変えることです。
その原因のほとんどは石炭、石油が燃えることにより発生する硫黄酸化物(これは硫酸の原料)、窒素酸化物(これは硝酸の原料)などです。これらは太陽の光によって大気中で強い酸である硝酸や硫酸に変わります。この酸は晴れた日には風に乗って、雨の日には雨に溶けて、森林や湖沼、そして私たちのところにもやってきます。「酸性雨」とは、目に見える雨を強調した表現なのです。
何も含んでいない水=蒸留水は中性でpH7ですが、実際の雨は大気中にあるさまざまなものを含んでいます。例えば、炭酸ガスだけを含んでいるとすると、pH5.6の弱酸性になります。一般にはpHが5.6より小さい雨を「酸性雨」といいますが、pHが5より小さい雨は確実に「酸性雨」といえるでしょう。
雨 酸性雨の影響……
うすい硫酸や硝酸が降ってくるわけですから植物の葉が枯れてしまいます。土は酸性土壌となり有害な金属が溶け出して植物の根を痛め、やがて葉だけではなく、木が枯れてしまいます。川に流れ込んで魚を弱め、石造りの建物や彫刻、そして金属をも溶かし出して地球全体に影響を与えます。
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